手食

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このウェブサイトは、
世界の手食文化に関する、
学術的な視座も交えたアーカイブを基軸に、
手食という行為を通じて
人類と世界を捉え直すことを目指しています。

カザフスタンの伝統的な肉料理Beshbarmakを手食する風景

人類における手食は、発達、認知、宗教、文化・慣習、福祉などと関連しながら、人間の生の根幹に紐づく行為として存在してきました。

しかし、手食の歴史は常に、野蛮や不潔などの評判と隣り合わせで、その価値観が手食文化の衰退に影響を与えてきました。手食文化が根強く続いている国でも、近代化や植民地支配の影響、他文化への憧憬などが広がる中で、手食をする人の数は減りつつあります。

ここでは、そのような歴史や風潮を受け止めながらも、手食を単なる摂食の手段とだけみなすのではなく、むしろ、心身を拡張するふるまい、すなわち「人類のパフォーマンス」として前向きに捉えていきます。

Contents

Articles

「世界の手食」カテゴリーでは、世界の手食に関する学術的な視座も交えた記事を掲載します。他にも手食にまつわる詩やエッセイ、インタヴュー、芸術表現、多分野の方との学際的な協働の成果などを記録していきます。

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より多くの、世界中の手食情報をアーカイブするために、みなさまからの手食情報を受け付けるコメントページも用意しました。ぜひお気軽にご投稿いただき、アーカイブ作成にご参加ください!

Administration and Staffs

運営・編集

八幡亜樹(HENKYO.studio)

フィールド調査や取材に基づく、領域横断的な美術作品の制作を行なう現代美術家。主なメディアは映像表現。「辺境」の概念を追求し、その一環として、近年では「手食」に焦点を当てる。芸術により、人間の生命力を伸張する方法を思索・探究している。

ウェブ ・ロゴディレクション

中本真生(UNGLOBAL STUDIO KYOTO)

ロゴデザイン

三重野龍

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アート・ディレクション:見増勇介(ym design)

ウェブデザイン:関屋晶子(ym design)

ウェブデベロッパー:秋山一樹(And Arc)

ウェブサイト翻訳

川崎翠

助成
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